一般社団法人日本研究皮膚科学会

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学会について

事業内容

「Journal of Dermatological Science」の発行

 国内外の論文等を掲載し、年12回発行しています。2022年Impact Factorは4.600を取得し、皮膚科関連英文雑誌の中では、現在、世界で12位となっております。編集には国内のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの多くの著名な研究者が協力しており、2023年より佐野栄紀編集長のもと、皮膚科学研究の国際誌として、さらに評価を高めつつあります。

年次学術大会・総会の開催

 毎年1回、学術講演や皮膚科学に関わる最新の研究発表が行われ、開催期間中には、国内の研究者のみならず、海外からの参加者も加わり、活発な議論が交わされます。
 通常は日本研究皮膚科学会が単独で開催する国内学会で、1995年に設立された「谷奥喜平記念講演」や「日本研究皮膚科学会賞(JSID賞)受賞講演」をはじめとする講演や、Diploma of Dermatological Scientistなどの各種授与式が行われますが、5年に一度は海外関連学会との協力により「国際研究皮膚科学会(International Societies for Investigative Dermatology)」を開催し、この年には、国内におけるJSID独自の年次大会の実施はありません。

学会賞の選出

 50歳未満の研究者に与えられる最も権威のある「日本研究皮膚科学会賞(JSID賞)」や、2020年に設立された「若手日本研究皮膚科学会賞(若手JSID賞)」の選出をはじめ、外国人留学生の育成・援助を目的としたDiploma of Dermatological Scientistの認定等を行っています。さらに近年では、会員の研究活動を支援するために、海外の学会(SID、ESDR、KSID、TSID)と提携した Young Fellow Collegiality Awardsや、ASDRとの間で実施している Exchange Program、およびMontagna Symposium Travel Award等を設け、会員に旅費助成や国際交流の機会を広く提供するとともに、「JSID's Fellowship Shiseido Research Grant(資生堂賞)」「Sun Pharma RISING SUN AWARD」の選出他、企業による研究助成の募集も行っています。

国内・国外の関係学術団体との提携および連絡

 日本皮膚科学会との連携に加え、International Societies for Investigative Dermatology (ISID)http://isiderm.org/の設立学会の一つとして、米国研究皮膚科学会(The Society for Investigative Dermatology(SID))や欧州研究皮膚科学会(The European Society for Dermatological Research(ESDR))とも以前より協力して、5年に一度「国際研究皮膚科学会」の開催を企画し、国際的な研究交流にも力を入れています。

若手研究者育成プログラム

 2010年より、全国の熱意ある有望な若手研究者を対象として、皮膚科学研究者養成のためのセミナー「JSIDきさらぎ塾(JSID Young Academician-Fostering Seminar)」を開始し、2017年には、皮膚科研究の実施を希望する若手を対象とした皮膚科学研究入門のためのセミナーとして「JSIDサマースクールあおば塾(JSID Summer School)を開塾しました。いずれも、日本の皮膚科学研究発展の為、若手皮膚科学研究者の育成を行うことを目的とした合宿形式のセミナーです。毎年各30名程の若手研究者が日本各地の大学より参加しています。

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